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「働く親御さんと子どもを助けたい」保育者の方々へ

メッセージ

あなたの子育て経験は、掛け替えのない「資格」です。

これをご覧の子育て経験者の方。あなたの子育て経験は、キャリアとは無関係に扱われてきたかもしれません。
しかし子育て支援の世界では、それは掛け替えのない「資格」です。

子育て支援に関わる仕事をしたいと望む若い方。あなたがしたいことをするためには、「保育園か幼稚園か児童館に就職する」しかないと思われているかもしれません。しかし子育て支援活動を行政だけに押し付ける時代は終わろうとしています。

世の中では結婚・出産を機に仕事を辞める女性が、約7割にも達しています。子育て経験は仕事へのプラスにならず、評価もされません。こどもが熱を出して仕事を休みながら、自分への評価が少しずつ目減りしていくことを感じているのです。そうして彼女たちは、仕事と子育ての二者択一のうち、どちらかを取ってきたのでした。

しかしそんな時代は終わらせねばなりません。

終わらせるのは誰でしょうか?

私たちです。

こどもを預かることは、預かるという行為だけに終わるものではありません。
こどもを安心して預かってもらえる場所を創ることで、「仕事か子育てかの二者択一」を壊すことができるのです。
それは私たちが実現しなくてはならない「両立可能な社会」に一歩近づくことです。

両立可能な社会は、女性のものだけではありません。

会社のために人生の大半を捧げ、知らないうちに家族が他人になっていく父親は、そこにはいません。家族も仕事も楽しむ心強い父親がいるのです。

こども以外に世界のない母親の、過剰な期待に押し潰されるこどもも、そこにはいません。
母親が仕事で自己実現している姿を見ながら育つこどもは、彼女の背中から人生がいかにエキサイティングなものかを学べるでしょう。

会社の、議会の、役所の、すみからすみまで、男性も女性もいて、それぞれ違う意見をぶつけ合ってより良いものを創り出しています。多様な、虹のように多様な社会を創り出せるのです。

こんな社会を実現するために、あなたの力が必要です。あなたの子育て経験が、必要です。あなたのこどもに関わりたいという情熱が、必要です。

あなたの子育て支援への関心が、必要なのです。

そして共に私たちの両立可能な社会の実現に向けて、一歩を踏み出していきましょう。

あなたがフローレンスの門を叩いてくれることを、私たちは心から待っています。