都市部における待機児童問題は深刻な社会問題です
何が待機児童を生みだすのか。それは日本の保育システムの制度疲労が主な要因です。
もともと保育園は太平洋戦争で父親を失った母子家庭の母親が働いている間にこどもを預かる福祉施設でした。それが共働き世帯の増加によって、当たり前の社会サービスに変わっていきました。しかし制度は福祉時代のままの硬直的な制度です。
認可保育園を作ろうと思っても都心には土地がなく、作れたとしても人口動態は日々ダイナミックに変化していき、昨年までは必要でなかったエリアに保育園が必要になり、半年前まで過剰需要だったエリアが一気に沈静化したりします。こうした流動化した需要の変動に対応するためには、機動的に保育園が創りだされ、必要がなくなったらすぐに撤退できるような小回りの効く仕組みが生みだされなくてはなりません。
おうち保育園はそうした既存の保育システムに対する一つの答えを投げかけています。
大量の子どもたちを一気に収容できる既存の認可保育園が電車や大型バスだとしたら、目的地に着くための方法としてタクシーや自転車もあって良い。
むしろそうした幾つもの多様な手法が織り合わされ、網の目のようなセーフティーネットが創られるのです。
保育システムの変革を推し進める、蟻の一穴になることができたら。
おうち保育園は今の日本の保育システムが、しなやかで虹のように多様な保育システムに変わるきっかけとなる、小さな一石となることを願い行動します。