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病児保育について

仕事と子育ての両立を阻む「病児保育」。子育て世代にとってライフラインともいえるほど不可欠な支援であるにも関わらず、社会的取り組みは遅れています。その背景と、フローレンス独自の解決策をご紹介します。

病児保育の現状 ~圧倒的に足りない病児保育~

「こどもが急に熱を!」
保育園ではあずかってもらえない。でも今日は外せない仕事が・・・

仕事と子育ての両立をしている親御さんが「育児支援策で期待するもの」の圧倒的1位は「こどもの看護休暇」であり、実に86%の方が必要だと回答しています。さらに「保育園に期待すること」も「こどもが病気のときもあずかって欲しい」が1位となっており、非常に高いニーズがうかがえます。

一方、全国の病児保育室施設の数は、約500件。全国の保育所数約30,000件に対し、わずか2%と圧倒的に少ないのが現状です。

<図1>

次にあげる育児支援制度の施行を必要だと思いますか?
出所:野村総研(2006年1月)N=1000

<図2>

保育園にこどもを預けていて不満に思うこと
出所:東京都社会福祉基礎調査(2002年)

なぜ?広がらない病児保育

高い“病児保育ニーズ”があるにも関わらず、一向に社会的取り組みが進まず“保育の闇”とさえいわれてきました。

なぜか?それは経済的自立が困難だからです。

施設を構えるための初期投資はもちろん、維持するための費用負担も大きいでしょう。また「いつ、どれくらいの数のこどもが風邪をひくか?」は、季節変動が大きい上に、予測が出来るものではありません。したがって、民間の保育園や小児科医院が、安定的な経営をしていくためには、困難が大きい事業であることは確かです。そこで、行政からの補助金を得て、事業を行うケースがほとんどですが、残念ながら約9割の施設が赤字経営です。

このように、採算の目処が立たない病児保育事業には、活発な新規参入は起こらず、ニーズに応えられるだけの社会的インフラが整わないという、悪循環がありました。

フローレンスが解決します!

そこでフローレンスは、補助金に依存せず、経済的自立を果たすことは出来ないか?と考えました。

フローレンスの独自のしくみは、いわば「地域密着型」病児保育。地域の小児科医や、子育てベテランママの協力を得て、働く親御さんを、そしてお子さんをサポートします。

「病児保育という社会問題を、自らの手で過去のものにする」という使命を果たすまで、地域密着型病児保育の普及に全力投球していきます。

脱施設型

特定の施設を持たず、地域の子育てベテランママの家でお預かりするシステムを採用することにより、固定費を大幅に削減しました。また、地域の小児科医と提携することによって、医療的なバックアップ体制も万全です。

月会費制

通常のベビーシッター業務が従量制課金なのに対し、フローレンスは月会費制を採っています。皆さんで積み立てた月会費から、病児保育の必要経費をまかなう、いわば「共済型」のしくみによって格段に経済的な価格でのサービス提供が可能となりました。

また、季節変動という弱点をカバーし、低価格ながら安定的な事業経営の実現も可能となりました。